
私たちの設計するにあったて「伝統と革新」をテーマとしています。
単に伝統を守るだけでなく、そこに常に新しいもの(デザインや構法など)目指しています。
クライアントとじっくりと話し合い納得しながら進めていく「やわらかい建築」を提案します。
建築する地域・風土にあった環境に合わせた使いやすいデザインが必要です。
また、デザイン優先の建築ではなく、デザインと構造の融合が大切だと考えます。
以上のことを踏まえ私たちは「4つの設計理念」を元に設計を進めます。

木造住宅を中心に鉄骨造やRC(鉄筋コンクリート)造の建築をはじめ、医院やこども園様々な施設などの規模のある建物の設計にも数多く携わってまいりました。2010年に「公共建築物木材利用促進法」が施行され、公共建築物等の構造・内装の木造・木質化が推進されたこともあり、木造建築のニーズが増えています。
その様な状況でデザインと構造を融合させ、両立した美しい建築を提案しています。
その中で新しい木構造(CLT構法等)を積極的に取り入れています。

私たちは建築の公共性を配慮した施設を提案します。
クリニックやこども園(保育園・幼稚園)・福祉施設・学校・駅舎等は色々な意味での公共性があります。
地域の発信の場としてのギャラリー等も含まれると考えます。
デザインだけでなく新しい技術も取り入れた使いやすい建築を提案します。

建築は単体で存在している訳ではありません。
好むと好まざると関係なく視覚的に存在します。
個人のものであっても配慮しながら提案します。
新しく開発された地域ではその地域をリードする新しい建築を、歴史あるまちなみではまちなみに配慮した設計をします。
私たちの事務所は、大阪で唯一重要伝統的建造物群保存地区である富田林寺内町(じないまち)に事務所があります。
約20年以上前から住宅の設計から始まり、陶芸工房・ギャラリー・カフェ等の設計をしながらまちなみに配慮してきました。
まちづくりへの協力も含め引続き実践してまります。